「 あ や し い 勧 誘 」
*** このページは下の方から読んでください ***
Article No (0007). Date 2001/10/21
Subject:「先物取引」
2001/10/17に先物取引関係の人とお会いしてきました。今回はその時のお話です。
お会いする2週間前に職場に電話が入る。「株式会社エーアイシーの○○と申します。本日は△△学校の卒業者の方にお電話しています」みたいな口ぶりから話が始まった。話の内容は株とかの財テクに興味があるかどうかって話をして、今日はご挨拶ということで、と言う感じで電話がきれた。
さっそく会社名から検索開始。ところが異業種で同様の名前の会社が多いこと多いこと(^^;。それではと言うことで株を取り扱ってる証券会社の一覧を出してみるがそれにあたりそうな会社がヒットしない。そのときは、まいっかって感じでそのままにしておいた。
1週間後またお電話が入る。今度明らかになったのは、海外の商品取引をしている会社ということである。で、とありあえず会ってお話できませんか?と言うことになったので、こちらの都合の良い日を言って電話を切る。
商品取引と言う言葉から個人輸入関係を推進する所か、先物取引関係だろう。恐らく後者だよなぁって感じで、場合によってはネタになる予感を感じる(^^;。
まぁ、やえの先物取引についての知識もたかが知れているので、とりあえず解明しておきたい事項をまとめておく。
株だとYAHOOファイナンスとかで株価が見れたりするけど、先物取引の相場の変動具合がよくわからないので第三者機関でそうゆうのが見えるのか?、とか買い売りの注文をしてから取引なるまでの時間とか、ネットでできるのか、とか取引単位とか手数料、税金等、まぁ基本的なことを聞ければ良いなぁと思った。
また、週刊誌や漫画等で知っている事といえば、本証金(元金)の何倍もの額で取引をされると言うこととか、商品の価格が下がると追証金がかかるとか、取引に期間的な制限があるとか、取引したように見せかけてだましとる手口があるとか、そんなとこか。
あと、先物取引業者でも国内の業者は許可制になっているが、海外のものを扱うのには許可とか登録とかが一切無いとか。為替相場もかかってくるので素人には難しいという話も聞く。
で、聞きたい所と万が一のために用心する所をまとめ対談に望む。
対談当日お昼にまたお電話が入る。この時の内容は時間・場所の確認と、「50万から100万というお金の話にもなりますので・・・」と始めて金額についての話がでた。まぁその時は「そんなお金が無いですよ。まぁ話だけでもということで」と言うことを言っておく。
お会いする当日、先方の方が会社の別ビルに行ってしまったと言うハプニングがあったが、北山形駅で無事落ち会うことができた。
駅に来たのは見た感じ太っている(^^;富吉さんという方だった。
近くの喫茶店で話をしようとしたら店に向かう直前にCLOSEDになってしまう(^^;。しょうがないので、タクシーでファミレスへ向かう。
タクシーの中でとりあえず、学校の卒業生に電話してるって話だったが学校との関係を聞く。まぁ案の定、同窓会名簿を入手して電話してて学校とはまったく関係が無いとのこと。で、具体的に商品取引とはなんだって聞いたら先物取引とのことだった。
ファミレスに入り話に入るのだが、先に話をされたのは会社の説明だった。昭和38年に設立した会社でニューヨーク、ロンドン等の商品取引を行っていると言うことだった。そこで、話を進めて行く上で会社の事を怪しい、怪しくないという議論は水掛論になるからしないスタンスで話をしてほしいという事だった。
なんか釘をさされた感じがしたが、まぁ、そうゆうスタンスで話をする事にする。
で、本題に入る前に株とかの経験があるかとかの質問を受ける。当然、やった事が無いわけで経験なし。先物取引の知識は週刊誌等で大損した読んだりとかした程度。あまり良い印象は持っていない事を伝える。
次には当社以外にこの様な勧誘があったかどうかを聞かれる。マンションに投資しないかって電話があったり、投資話では無いがあやしい勧誘2番と3番の項であった事等を言った。そうしたら、そちらの方に話の方向が向く(^^;。
その時断った理由とかについて話になる。断った理由は数十万の話をいきなりその場で決めろと強要するような事は常識的に考えておかしいからと言った所、「そうですよね」と言ってくれた。
が、その場で決めれ無い理由は何かという質問を受ける。(さきほど、そうですよねと言ったのは何だったんだ?)
それが本当に必要かを検討する必要があるから、と言うと「何を検討するんです?」とかという追求が始まる。まぁ、他社との検討の必要性や取引手数料的なもの等も比較検討しないと、と言ってみると、手数料は法的に決まってるからどこの会社でも同じですと言われる。そうゆう制度的な話を聞きにきたのになぁ。なんでこんな所でつっかかってるんだろう・・・。
で、検討項目とかを言うと、それはこの場でも決めれるみたいな話になって、要は理由つぶしの話になると思ったため、本題に行きましょうと言って見たが、どうも今日結論をだすか出さないかという話にこだわりたいみたい。
で、吉富氏がさらに質問を重ねる。「それでは1週間検討してみて、その時やりたくない気分だったらやらないんですか?」という、脈絡の無い話に移る。やえ「検討した結果と気分によってかわりますよね」と言ったところ、吉富氏「そんな気分で変わるようなら、そんなのに付きあってられないですよ」という、わけのわからない理論に入ってる感じだった。
営業は商品的魅力+お客を買う気にさせる営業マンの能力が大事だと思うのだが、後者をまったく無視した発言。この人は何を考えているのかと興味を持ってしまう(笑)。
もう本題に入る前に話は決裂状態(笑)。で、吉富氏曰く「私はあなたに三行半をつきつけます」という発言。おお、アポイントメント商法でこの言いまわしはお初だと思い、この後はやえの悪口を言うモードになるんだろうなぁと臨戦状態に入る。
案の定、先方の勝手な創造で友達いないんじゃない、とか職場でも浮いてるでしょと、定番の罵り文句が始まった。この言いまわしに対抗してこちらも言い返してしまうと名誉毀損とかって言うんだろうから、罵り文句を聞いてから「うん、うん、ふーん、で?」という態度で望む。
そうしていたら、吉富氏「手のひらで転がされるような、手玉にとられるような感じで面白く無い。私ももう意地です。弁護士でもなんでも雇ってあなた会社に抗議します」とまぁ、またわけのわからない事を言い始めるたので、やえ「そうですか、ちなみにどのような内容で抗議するんですか?」って聞いてみた所、吉富氏「・・・これから考えます」と話にならない(^^;。
やえ「それでは私も議事録を作っておいた方がよろしいですね?」(この報告自体が議事録になってるな(^^;)
吉富氏「そうしてください」
ということで話は終了。本題に入る前に決裂したのは始めてだなぁ。ということで御報告です。
それで、今回は本題に入らなかったんでこの会社が悪徳業者なのかそうでないのかが不明でした。少なくともこの営業の吉富氏の発言には疑問が残りますが・・・。
で、株式会社エイアイシーアソシエーツについての噂等ありましたら連絡ください。
やえ
|
>
Article No (0006). Date 2000/10/29
Subject:「インターネットジャパン?」
今回のお話は、職場のロケーション変更があり、みんなで引っ越し作業をしていたときのお話です。
3年位前の話です。
それまで2階にあった職場から5階へ移動と言うことで、机、資料、コンピュータ関係などを手分けして移動してました。新しい職場には前日に電話を引いてもらい、既に使える状態になっているとのこと。
机をあらかた運び終わり、ちょいと一休みしようとしたところで、呼ばれる。
職場の人:「やえちゃん、電話だよー」
やえ:「はーい」
ということで電話に出る。この新しい電話番号に電話をかけてくるというのは、おそらく人事担当とかその関係部署からだろうなぁと思った。
電話にでてみると
謎の人物:「私、インターネットジャパンの○○と申します」
やえ:「は?」
ここで「やえ」は混乱し始める。引っ越し途中だったので、この新しい電話番号を知っている人などほとんど居ない。知っているとすれば、人事やらフロアプラン関係してる人とかしかいないはずだ。当の「やえ」も新しい番号知らなかったし・・・(^^;。当然電話帳なんかには載ってないです。
その電話番号にかかってきて、しかもこの俺を指名した。ムムム。会社の名前からしてプロバイダーぽいなぁと思ったが、その様な所からなぜここに電話かかってくるのかなぁと謎だった。
まぁとにかく話を聞いてみることに。
電話の内容は「高度情報化社会がどーのこーの」とか「インターネットはこれからどーのこーの」と話を始める。おいおい、勧誘電話かい(^^;。いったいこの電話番号を誰が漏らしたんだ、という方向に当然興味は向く(^^;。相手が何かを読んでるが如く、平淡な調子で話をするので初めは相づちを打っていたが、それも疲れるので黙って聞く。
話も終盤になり謎の人物が「ということで、インターネットの重要性はおわかり頂けたと思いますが、これから情報化社会を担っていく(やえ)さんとしましても、もちろん、興味はおありですね」と長い話が終わった。
この「もちろん」という言葉を喋るときのイントネーションが妙に印象に残った(^^;。
ここで興味があると言えば資料送るからって話になって、教材キットみたいなのを売りつける話になるんだろうなぁと思い「いえ、特にありません」と答えた。ここから、どーやってこの電話番号を探し出したかって聞こうと期待に胸を膨らませた。そこで「やえ」が第一声をあげようとしたら・・・・
謎の人物:「ガチャ」
何???。間髪を入れず電話を切られた・・・。「やえ」撃沈される・・・・。ものすごーく、不快な気持ちが募る。いったい、どこのどいつがこの電話番号を漏らしたんだ???。後味が悪かった一件でした。
やえ
|
>
Article No (0005). Date 2000/5/21
Subject:「引っ掛からないためのノウハウ」
今回は山形に来てからのお話です。
引っ越しが終わり、会社では現場での研修も始まり、とまぁ色々とドタバタした状態から段々落ち着いた生活になっていく時の事でした。
うちの電話が鳴り受話器をとると知らない男の人の声がする。
謎の男:「(やえ)さんでしょうか?、私、○○(忘れた)の△△(これも忘れた)と申します
今回新社会人の方を対象に、変な勧誘やキャッチセールスに引っ掛からないように、そのためのノウハウをお伝えしています。
今までに、そのような勧誘の電話など受けたことがありますか?」
やえ:「あ、ありましたけど」
謎の男:「そうですか、それでは実際に会ってその方法をお伝えしたいのですがいかがでしょう?。
××学校で同じクラスだった□□さんや□□さんもお話を聞かれましたよ。○月○日○時に山形駅でどうでしょう?」
まぁ、これもそのノウハウを教えるにもお金がかかるとか言ってお金を取ろうとするたぐいと思ったので、とりあえず(^^;。
やえ:「はい、わかりました。でも、もしかしたら用事が入るかもしれないんでその時はすみません」
謎の男:「・・・そうですか、それでは私は改札口付近で○○の格好をしています。
ではお待ちしています。ガチャ」
って感じで電話は終わる。
それで、その人と会う日になる。とりわけ用事があったわけじゃないので、山形駅に行くことにする。
言われた様な格好をしている人をみつけ、そのまま無視して飲み屋さんに行きました。
男の人と話をしても面白くなさそうなんだもんねぇ。その後、その人はどのくらい居たのだろうか?。
けっきょくノウハウは聞きそびれてしまいました(^^;。
やえ
|
>
Article No (0004). Date 2000/02/28
Subject:「入信の目的」
俺が学生だった頃、とある集まりで知り合ったMさんがお家に遊びに来た。
自慢のスターレットTurbo Sでやえ宅にやってくる。だが、今回はいつもと雰囲気が違うのだ。
なんと女性の方を2人ほど連れてきているではないか(^^;。
こりゃ、どっちがMさんの彼女かとか追求しなきゃいけないなぁと思い、お家に入れる。
と、お部屋で音楽のお話やら、車のお話やら他愛のない雑談で時間が流れる。
とその雰囲気を破るかの様に「ちょっといいかな?」って感じでMさん一行が俺と別部屋で話をしたいという事を言い出す。冒頭の考えもあったんで、ついに関係を打ち上げるのかなぁと思い別の部屋へ誘導すると、3人固まった表情をする。
俺も含め4人座り、なんの話をするのかと思ったら、
Mさん:「実は僕、ある集まりに入っていて、やえにも入ってほしいんだ」
みたいな事を言い出した。
なんかのサークルかなぁと思ったら、どうも宗教の模様(^^;。基本的に無宗教で通している俺は入る気も起きないのだが、Mさんの手前一応考えたフリをして断った。
そうしたら、一緒に来ていた女の人達が
「○○会に入ったら、いっぱい女の子とも遊べるんだよ」
みたいな感じで話しかけて来るではないか(^^;。考えるフリをしたのが仇になった(笑)。
おいおい、それは宗教じゃねーだろ(^^;。とまぁ、そのご15分くらい勧誘されたのだが、さらさら入る気のない俺は最後まで断りその場はお開きとなった。
教えに感銘して宗教に入信するならまだしも、女の子と遊べるっていう文句で誘うのは言語道断だと思った。遊びたいなら、そうゆう集まりに行けばいい話だしねぇ。
その後、Mさんとは一切の連絡を取っていない。今頃彼はどうなっていることやら。
今回言われたのが、日蓮系の全国に300万人以上の信者がいる、きちんとした所だったのだけど、こうゆう勧誘するのは間違ってるよねぇ。
やえ
|
>
Article No (0003). Date 1999/11/21
Subject:「アンケートじゃないのかな?」
前の勧誘から半年くらい経ったときのことである、うちに電話がかかってきて俺に取り次がれる。
電話の相手は女性の声。俺は怪しい勧誘関係だなとピンときた。でまぁ、前のアイスピークの件と同様にお相手をしようと思い話を聞くことにした。
話の内容は、そのねーちゃんの会社で作った新しいサービスについて色々と意見を聞きたいとのこと。
まぁアンケートというのは単なる口実だと思ったけど、とりあえず電話口で簡単な概要を聞いた。そしたら前の勧誘とほぼ同等の内容(笑)。サービスの名前や会社名はさすがに違っていましたけど(^^;。
で、会う日がやってきました。その時間まで友達と遊んでいて、時間が来たから「これからおねーちゃんと会ってくるよー」なんてセリフを残しいざ一関駅へ行く。駅近くに車で行ったら、それっぽい女の人が立っていて、声をかける。その人は、ド派手な格好ではなく、スーツを着たとりあえず普通そうな人でした。こんな所で話もなんだからって事で車で移動することになりファミリーレストランまで行くことになる。目的地は一関4号バイパスのびっくりドンキーまで。駅から5kmくらいの所です。移動中に世間話を(?)する。
俺:「前に変な勧誘で電話がかかってきたことがあるんですけど、
今日はアンケートだけだから安心ですねぇ」 ととりあえず先制攻撃。
ねーちゃん:「そ、そうねぇ」 とちょっと動揺したようである。
店に入り、コーヒーをお願いして、説明が開始される。この説明の内容が前のアイスピークとほぼ同じなので流しながら聞く。30分くらいでとりあえず説明が終わり質問を受ける。
ねーちゃん:「で、どう思うかなぁ?」
俺:「そのサービスほしがってる人には、いいでしょうねぇ」 とまぁごく当然な答えを言っておく
俺:「他に聞く事は? 無いならそろそろ俺は・・・」
ねーちゃん:「ちょっと待って、それでこのサービス受けてみる気ない?」
俺:「ないです」
ねーちゃん:「どうして?」
俺:「だって必要ないし、そもそもお宅の会社聞いたこと無いし信用できないし」
と戦闘開始になる。まず、相手の出方ははじめの説明を繰り返し、いかに得になるかとかという良い面を強調し、次ぎに信用の問題については、TEIJINさんと提携してるだのお付き合いしてるだのと言い、「大きい会社が信用できない会社と取り引きするとでも思うの?」と言う。まぁ今では大きい会社でも騙されている時代ですしねぇ、そもそもTEIJINと格安な旅行を提供する会社とどんな取り引きがあるのかが疑問に思い、「どんな取り引きしてるんです?」と聞いたら「業務上の秘密なので教えられない」とのこと。そんじゃ取引自体あるかどうかも怪しいじゃないか(^^;、てきとうな会社の名前を言ってるだけじゃないのか?と思う。
で、色々問答をした後に、俺は「そんじゃぁ、帰ってから考えてみますので(礼儀のため言っておく)パンフレット下さい」と言って話を終わりにしようとすると。「渡せるパンフレットは無い」「今、この場で決めてもらわないと困る」と言う。なんじゃそりゃ(^^;。
なんでこの場で決めなければならないか聞くと、そのおねーちゃんが忙しいらしく会えないからとのこと。この人商売する気あるのかなぁ?。苦しい言い訳にあきれたので「今日はアンケートの約束で来たけど、商談になってるじゃない。そこまではいーけど、今日決めろって言うのはやっぱおかしいでしょー」と言ったところ、言葉に詰まった後に「でも、今が人生の決断の時よ」とか「男ならすぐ決めないと」見たいに話を変える。この間系の人話の方向を変えるのうまいねぇ(^^;。
この関係の人って、話をしてその場で結論を出させる様に迫りますよね。「大人なんだから」とか「男なら」とか「他の人に相談しないと決められないの?」とか「決断力がないと社会で通用しないよ」なんて言葉で煽るけど、その場で「はい契約しまーす」さくっと決める人っているのかなぁ。いたらそっちの方が馬鹿だよねぇ。知ってるところの商品ならまだしも、知らないところだと裏をとったり噂を聞いたりしてから決めるのが普通だと思うけどね。まぁ何にしてもカッと頭に血が上らないことが大事です。
で、相手が話の方向をずらすので、その都度「でも、約束と違うじゃない」と言って軌道修正。このやりとりを何回かしたら、とうとう相手が切れたらしく(と言っても演技だと思うけど)、テーブルをバンと叩いて立ち上がり、大声で「もののわからない人ね」と俺を罵る。(それはあんただよ、と思ったがとりあえず言わないでおく)。テーブルを叩いたり、大声で周りの注目を浴びる。多分この辺も計算してるんだろうなぁ。まぁ予想してた行動ではあるので、落ち着いて「それで?」と言ったら、「あなたなんて不幸になってしまえ」と言われ交渉決裂(^^;、つうかはじめっから交渉なってないか。
これで話が終わったと思い、「そんじゃ」と言って俺はファミレスを後にする。当然その人は置き去りです。あのあとあの人タクシーで帰ったのかな?、歩いて駅に行ったのかな?と思ったがまぁ、どーでもよいか。
この勧誘の人って脈無しと思ったら突然切れるようだけど、これってマニュアルに載ってるのかなぁ?。ならそのマニュアル見てみたい気もするなぁ(^^;。で、その後遊んでた友達と合流して、この話で盛り上がりました。ということでこの話はここで終わりです。
やえ
|
>
Article No (0002). Date 1999/4/15
Subject:「あいすぴーく???」
二十歳の誕生日を過ぎ、成人式も終えお酒をもう隠れて飲まなくても良いなぁなんて考えていた頃のお話である。家に電話がかかってきた。家族の誰かが電話をとり、俺宛だったので俺に取り次ぐ。
電話の声は女性の声。女の人から電話がかかってくるなんてなんて珍しい、と不思議だ、って感じで話を聞いていると
電話の女性:「あなたは選ばれた人です」 (俺、大爆笑)
「雑誌とかでも出ている"あいすぴーく"をご存知ですか?」
俺:「いえ、知りませんけど」
電話の女性:「そうですかぁ。あいすぴーくというのは・・・・・・」、と説明が始まる。
女性の話し方はとてもハイテンション。どこからこんな元気が出てくるのだろうか・・・。話の内容は多岐にわたってどうも理解しがたい。もうちょっと要点をしぼって話をしてくれないかなぁ、なんて思いながら話を聞いていた。
で、結局
電話の女性:「ということで、わかりづらかったと思うんで」 (自覚症状あるんじゃないか)
「会ってお話ししたいんですけど・・・」
と話を切り出された。おおお、これが、もしかして世間で良く言われている新社会人をターゲットにした悪徳商法(かどうかはわからない)かなと思った。わらりづらく説明したのはこのためかなぁ。
で、俺も暇だったんでとりあえずOKしておくことに(^_^;。怖い物見たさってやつですねぇ。まぁどんな良さそうな商品を出されても絶対契約しないと決めてましたけど。
ここでちょっと、豆知識
この様な商法には資格商法、アポイントメント商法、等々あるが、今回のパターンは後者のアポイントメント商法。これは誘い出して長い時間拘束したり等々の手段を使い、その場で契約をとらせる方法ですね。
この契約というのが曲者で、書面での契約はとてもわかりやすいんだけど、口頭での口約束でももちろん契約は成立してしまう。よく言われる「けっこうです」「いいです」の言葉は絶対に使わないこと。
そして成立した契約は契約者片方の理由だけでは破棄できないのであり地獄みたいですねぇ。
で、その辺を頭に入れて約束した場所に出発。相手は黄色い本を持って立っていると言っていた。待ち合わせ場所に着いてみると確かに黄色い本を持った女性が立っている。本だけならそう目立たないんだけど、服装がパステル調の水色したミニスカートやら、首周りふわふわしたコートやら、とにかく派手だった(^_^;。これからどっかに踊りにでも行くんじゃないかって感じで、一関という土地には似合わないなぁ。
で、ホテルのロービーにて話を聞くことに。1時間くらい説明されたけど要約すると会員になれば、色々な割引等を得られるというものだった(簡単じゃないか)。
話を聞き終えて、目の前に出されたパンフレットを貰って帰ろうとしたところ、
「パンフレットは1部しか無いんで、お渡しできないんです」 んんん、証拠を持ち帰らせないつもりか。
「あなたは大勢の人の中から選ばれた人なんです。もし、この場で決めていただかないとこの権利は他の人に移ってしまうんです」 と言ってくるではないか、ますますあやしい。
まぁ、その場は俺が折れて帰るのをやめ質問討議の時間になる。
○まず、あんたんとこの会社が信用できないことを言ったところ、昔NHKでやってたクイズなるほどゼミナールの司会をしてたおじさんの載っているパンフをだし「この様な有名人の方にも推薦しているんですよ」と・・・そんなんじゃ信用できないんだってば(^_^;。そんなパンフ作ろうと思えばいくらでも作れるし、持ち帰りをさせないんだからねぇ。
○次に、どうして今日決めないといけないのかと聞いたところ「日本全国をまわっているので、時間的に同じ所には来れないんですよ」・・・なんか苦しくないかい(^_^;)。
他にも色々と、月々の会費から支払う金額の総額を出させたり(全て払って40万くらいだった)、色々質問して、最後に一番聞きたかった質問をする
○これって途中解約はできるんですか?。「できません」・・・・やっぱり、こーゆーのなのね。説明の段階でこの事を言わずに契約書を先に出してサインを求めるなんて、何考えてんだか。
で、そろそろ話すネタも切れてきたので、俺が最終結論を告げる
「契約はしません」(結論は先に言っておく)
「だいたい、あなたは選ばれた人ですとか、他の人に権利が移りますとか言って、こっちの都合を考えない売り方ってとても客商売とは思えないじゃない。数十万円の契約の話をポンと持ってきて、その場で決めさせようとしたり、解約の話を最後の最後まで言わないで隠しておくって、あんたおかしーんじゃない。これじゃだまそうとしてると思われても仕方ないでしょ。これがもし良い話としても、こんなんじゃこっちからお断りです。」
と(確かこんな内容)言ったところ、相手のねーちゃんも逆切れして、このあいすぴーくとは関係ないことで口喧嘩に(笑)。もうこの場にいても意味無いなぁと思った俺はそのまま無視して帰ってきました。
所要時間として約3時間。時間工賃(?)5000円として、1万5000円分の無駄時間をこの会社に与えたなぁと俺はちょっと満足げ(笑)。俺ってすんげー暇人かもなぁ。
この事件から約1週間後、家の電話が鳴る。
今度は俺が受話器取ったら「あなたは選ばれた人です。あいすぴーくをご存知ですか・・・」(笑)
またかよ。で、電話で「その話先週断ったんだけど、あんたの所もしつこいねぇ。」等々話始めたら、電話を途中で切られた。なんか感じが悪い(^_^;。
やえ
|
>
Article No (0001). Date 1999/4/15
Subject:「あやしい勧誘開始」
みなさん、こんにちは「やえ」です。
このお話では、俺にかけられたあやしい勧誘についてのお話を載せます。20歳になった時にはこうゆう関係の電話が色々あったんですけど、最近はおとなしくなってしまいました。ということでシリーズ物にはなりませんね。読み切りのコーナーになると思います。
やえ
|
> |