そばを食べよう
1999年夏(1年も前の話だ)に友達に誘われて山形県大石田町にある「あったまりランド深堀」でそば打ち体験をしてきました。その模様を報告します。
車に相乗りで現地に向かう。サマー’s WRXワゴン と アキラ’s アリストにて移動だったため予定時刻よりかなり速く到着(^^;。普通の県道でどーしてリミッターが働くような速度が出るんだ???。しかも2台とも(^^;。
で、予定より早く着いたので、あったまりランドのメインの施設である温泉で一風呂浴びる。このままビール飲みたくなるシチュエーションだが、これからそばを打つって事なのでグっと我慢。そうこうしているうちにそば打ちのメンバーが到着。この日集まったメンバーはPOYというメーリングリストのメンバーとのこと。
「食文化研究室」にてそば打ちを行いました。まずは先生の実演を見る。そばを打つとカメラ持てないので当然写真は先生のが中心になります。
まず、そば粉100%のものを1kg中900g位かな?ボールへ入れます。それをかまし(方言だと思うけどわかるよね?)(左上写真)、熱湯約150gを入れます(右上写真)。なんか量に自信がないなぁ(古い記憶だから)。まぁその辺はアバウトにやりましょう(いいのか・・・・?)
普通この水回しって作業は熱湯ではなく水を使うのをイメージするけど、今回は大石田のライコウジ地区(漢字がわからん)の方式をとっているとのことで熱湯を用いました。後日、大石田次年子地区そばの制作もチェックしたんですが熱湯を使っていたようです。この辺は熱湯を使うのが普通なのかな?。
で、当然熱湯だから手で触れるわけが無く、割り箸でかます(^^;(左上写真)。ある程度まとまったら、机の上に残りのそば粉を打ち粉として広げ(右上写真)、まとまったそば粉をその上に置く。熱湯は初めは多く入れて数回に分けて入れた方が良いらしい。この辺は経験が必要なんだろうなぁ。
手でグネグネこねます。打ち粉をダマの表面に押しつける感じでやるのがコツとのこと。
まとまったダマが左写真です。

ダマができあがったら、のし棒で広げます。まずダマを丸く机の上に広げます。右上写真。
あるていど広がったら、打ち粉をふんだんにかけ、のし棒に巻き付けるようにします。のし棒を前に押しやり巻いたまま手元に引きつけます。その時にそばが広がるように力を入れながら広げます。何度かこの作業をして、できあがったのが右上の写真です。
「2mmになるまでのす(伸ばす)」と言われたので、厚さが2mm位が目安なんでしょう。ここで力の加減を間違うと生地に穴が開きダマの所からやり直しなので慎重に。
生地が伸びたら、またもや打ち粉をふんだんにかけてたたみます。そして包丁で丁寧に切って、よくそば屋さんで見かけるゆでる前のそばができあがるわけです。
うちらは4人のグループだったので交代で切ったんですが、麺を見ると誰が切ったかよく性格が現れるなぁと実感(笑)。

これが完成したお蕎麦です。味の方は美味しくできました。初の挑戦でここまで美味しく出来るとは思っても見なかった。
先生の作ったそばもまわってきたので食べてみたら、舌触りが全然ちがう・・・(^^;。麺も細いし(切ったときは同じくらいの太さだと思ったのになぁ)。この辺が年期の差ってやつでしょう。
つゆの方は今回は市販のつゆを使ったようです。仕込んで寝かしてとかってそんな時間無かったもので(^^;。
そしてみんなで楽しく食べているとPOYの話が出される。話を聞くと山形をキーワードに色々話をするメーリングリストのこと。山形の情報が入るなら良いなぁと思ったので入ろうとしたら、その場で入会手続き(ってほどでもないが)が進む。恐るべしモバイルコンピューティング(^^;。
ということで、今回のそばを食べよう編終了です。
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